vHoge

VMwareのアレコレ備忘録。CLIでがんばるネタ多め。

Triple VCP-VCF9 achiever になりました

こちらの投稿は vExperts Advent Calendar 2025 の 16 日目になります。

adventar.org

ここから本編

2025/12/16 現在、VCF9 版の VCP 認定として以下の3種類がリリースされています。

  • VCP-VCF Administrator
  • VCP-VCF Architect
  • VCP-VCF Support

で 11月、3種全て取得してきましたー!
忘れぬうちに勢いだけで 1発目の Administrator passed から2週間で弾丸取得(`・ω・´)

社内(APJ PSO)的には VCP-VCF9 Administrator/Architect/Support の3種を取得した人は Triple VCP(-VCF9) achiever と呼んでいたりします。
(2025/11末時点で Japan PSO で数名、APJ PSO で 10名程度)
* 獲れるに越したことは無いが、3種全部必要な role があるかというと…うーん


そんな Triple VCP-VCF9 achiever になったので、今回は各試験の攻略 TIPS を紹介。
もう大分忘れつつあるけど…

VCP-VCF9 共通攻略 TIPS

  • 試験時間:135分
  • 問題数:60問
  • 合格点/満点:300点/500点
  • 出題言語:英語のみ (2025/12/16 時点)

VCP-VCF 2024 (VCF 5.x) のときと比べた場合、VCF9 の新概念であるフリート/インスタンス辺りは出る様になっているので、ドメインの話も含めて何を指していてどういう構成がとれるかという話は必須。
あと VCF Automation 絡め、マルチテナンシーな話もかなり多くなっているような印象を受けているので、VCF Automation での Organization や Project、Blueprint がどういうものでどういう階層になっているかとか、NSX Project / VPC vSphere Namespace あたりも抑えておいた方が良い。
vSAN も ESA が標準と思って良し。


逆に DSM は範囲から外れた(はず)なので試験対策では忘れて OK、HCX もコンポーネントの一つではあるが、ほとんど見なかった気がする。。。

VCP-VCF Administrator 個別攻略 TIPS

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VCF 基盤管理者向け、ということで構築フェーズ~運用フェーズでドメイン追加やリソース増強、アップグレードなど稼働後環境での話で、管理者向けなので全体的な構成やコンポーネントの役割、権限やロール、作業順序と言った話が多く実操作などの細かい話はあまり出ない。

パスワード管理や証明書管理などの運用管理周りも大きく変わり頻出事項。
特にパスワードはイレギュラーで更新などを行った場合、VCF 全体としてどう同期し直すかとがは出がち。

この試験に関しては 5.x 時代も含め結構情報は多いので対策は打ちやすい。
以前、5.x 時代の VCP-VCF Administrator 取得勘所の話をしたことがあったが、深さとしてはそこまで大きく変わっていない印象。ただ、VCF Automation や VKS(Antrea/Istio/Velero/Cluster API)あたりと VCF フリート/インスタンスまわりの話が増えたのでその辺りをちゃんと抑えておかないと同じノリでは厳しいかも。 speakerdeck.com

VCP-VCF Architect 個別攻略 TIPS

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VCF 基盤アーキテクト、設計者向けで企画・要件定義フェーズ~設計フェーズぐらいがターゲットの内容。

考え方自体は大きく変わらず、RACR (Requirement, Assumption、Constraint、Risk) や AMPRS (Availability、Manageability、Performance、Recoverability、Security)、Conceptual Model / Logical Design / Physical Design と言ったもののどれに当てはまるかという話を考えていくのがほとんどで、VCF5.x 自体の試験対策内容をほぼ流用できる。
といった話はこちらの動画も参考に。

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というわけで、対策としてはとにかく VMware {Code} Community Exam Guide を読み込んでおくのが有効。 docs.google.com ただ、現状英語試験しかなかったりするので、日本語版で基礎理解を固めつつ英語版も併読し、どういう英単語が使われるかも抑えておいた方がよいです。

あと Udemy で模試があったりするので、理解不足箇所の補強をしつつ英単語に慣れるという観点で個人的には結構お世話になりました。模試で8~9割取れるまで繰り返しやればまぁ大丈夫かと。
(自分は使ってないけど、Administrator でも同じように模試があったはず)

VCP-VCF Support 個別攻略 TIPS

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Support と題打っている試験ではあるが、サポートエンジニア向けというワケではなく、VCF 基盤提供や実務運用を行っている実対応者向けな試験。 個人的には3つの中で一番難しいと思う試験であり、Exam Guide を見てもこの試験は実務経験2年以上推奨で、3つの試験の中では一番長くなっている(Administrator:1年、Architect1~2年(内 VCF 経験 6か月))

試験問題としてはGUI 上で xxxx というエラーメッセージが表示されました、まずどこを確認するべきか?」であったり、「xxx が正常に動作していません。何の設定が不足しています? 」といったトラブルシューティング手順の問題がほとんど。
と言っても、ログファイルやアプライアンス内での CLI 操作まで確認することは無く、日常利用やリソース増強ぐらいの作業で起こる範囲のエラーやトラブルシューティングと思っていて大丈夫だろう。
そのため、実務レベルで知っている必要があり、実環境を触ってないとなかなか難しい。

この試験に関してはインターネット上でもあまり情報がでておらず Udemy の模試も無かったので、対策としては実機でも HOL でもいいので実機で仮想マシンやら仮想スイッチやらを作ったり消したり、DRS やら HA やらを起こしてみたりで、vSphere Client や旧 Aria 系の GUI 上で 一通りの日常オペレーションを行ってみるのがいいのかなぁと(故に対策がうちにくく難しい)

スコア的にもこの試験が一番ギリギリでしたね。。。(318)

出題傾向から見えてくる VCF9 の推し

共通攻略のところでも書きましたが、どの試験であっても VCF Automation は出題頻度がかなり高め。
ということから察するに VCF9 においては VCF Automation はかなり推しであったりするのかと推察できる。この辺りは VCF9 はプライベートクラウドプラットフォームであるという会社メッセージにも合致するところがあったりするが、その話はまた追々。。。

あと、VCF フリート/インスタンスも頻出用語で概念としては重要な話なので、ここも試験に限らず改めて抑えておきましょう。