vHoge

VMwareのアレコレ備忘録。CLIでがんばるネタ多め。

VMUG 仮想インフラ部会 2019 年度 #1

VMUG 参加も自分は 2 年目突入。
本年度もよろしくお願いいたします。

Outline

  • 日時:4/5(金) 15:00~
  • 場所:Tintri by DDN
  • 参加人数:25名前後

Agenda

  1. Tintri VMstore 紹介
  2. DDN 紹介 & ラボ見学
  3. メンバ自己紹介
  4. VMUG.com 移行案内
  5. 次回

Tintri VMstore 紹介

  • 仮想環境に特化した NFS アプライアンスストレージ
  • VMware, Hyper-V, RHEV に OpenStack も対応
  • 1Vol 構成、LUN や Volume 設計不要
  • 仮想マシン単位で自動/手動 QoS, IOPS や レイテンシを可視化
    • vCenter からも情報取得しマージして、GUI に表示。
    • vSphere 以外も同じように何かコントロールプレーンと連携するっぽい
  • Storaga vMotion offload
    • Tintri 起点
      • vCenter の Storage vMotion をキックするわけではない
      • vCenter と連携して Storage vMotion の個々のタスクに分解し vCenter にタスクを投げる、ディスク転送部分のみを Tintri 側でオフロードしているイメージ?

仮想化に特化しているだけあって、仮想マシン単位で可視化、QoS コントロールが可能なのは非常に魅力的。
vSphere 環境だと DRS が効く分 CPU ノイジーはかなり緩和できるが、ストレージは Storage DRS があるとは言え、そんなに動かせるものでもないので…
(そもそもノイジー問題に発生してからの Storage vMotion って非現実的?)

ストレージ構成はシンプルなのでストレージ専用チームでなくても運用できそう。
というか、仮想化基盤とセットで面倒見る体制でないとその恩恵にあずかれないかも。

DDN 紹介 & ラボ見学

  • スパコン向けのストレージ
  • 2018/6にIntelよりLustre部門買収
  • EXAScaler/GPIDScaler
  • ユーザは研究機関、メディア配信、クラウド etc
  • ラボは日本、北米、パリに存在
  • ラボ見学
    • 日本ラボでも io-500 に掲載されるクラス https://www.vi4io.org/io500/start
    • 4U で 90 本のニアライン SAS 搭載なエンクロージャ(SS9012?)
      • ノードの上蓋をスライドさせて縦方向にディスクを挿す
      • 1列15本 × 6列で 90本のディスク。壮観
    • 規模の割に省電力らしい
    • Tintri の実機ももちろん存在。かっこいい

スパコン向けストレージということで、なかなか実機に触れる機会が無いがそれに直接さわれるというのは貴重な機会。
(弊社も導入しているとは言え、実機は見たこと無いし)
コスト感の話は出てないのでピンと来ないが、PB クラスになるとそこら辺のストレージとは容量単価で逆転しているらしい?

GPIDScaler なら NFS なのでメリットはさておき、一応 ESXi でもマウント可?

メンバー自己紹介

2019年度初回ということで自己紹介。VUMG メンバーは今回23名。
顔馴染みな人、お久しぶりな人も居る一方で、今回初参加な人も。
特に有休取って個人的趣味として参加しましたという強者がいらっしゃったり。
コミュニティとして活発な証か。
流通系、産業系、金融系、サービス系やSIerと業界も多種多様。
(いないのは行政・自治体系や医療系くらい?)

VMUG.com 移行案内

Japan VMUG のコミュニケーションツールである VMUG 掲示板を
VMUG.com へ移行していきましょうという案内。
ではあるが、さすが仮想インフラ部会。
本日の部会メンバー23人中21人は既に VMUG.com 登録済みという状況。
全部英語で少し大変ではあるが、今後 VMUG 参加を検討しているという人はまずは VMUG.com に登録してみると良いかも?
(日本語登録手順書も準備してあるので、後からそれ見ながら登録でも大丈夫)

次回

6月中旬~下旬頃の予定。
場所はパソナグループ様にて開催予定ということで…ココなのかな?
めちゃめちゃオシャレ…